先日、「ヨリドコ大正メイキン」プロジェクトの進捗を大正区長に説明に上がろうと区に相談したところ、「こちらから現場に出向くよ」と申し出がありました。今日はその日でした。
区長、副区長、いつも大変お世話になっている担当のみなさんが、自転車に乗ってやってきました。
左一番手前が吉田大正区長。その横が副区長、その奥が空き家担当者の面々。
担当というのは、特定空き家(朽廃が進み除却が求められる空き家のこと)の担当と、地域の活性化担当です。
一口に空き家といっても除却が必要なものと、利活用が求められるものがあります。実際にはその区分は明快ではなく、利活用をしないと特定空き家が増えるので、両者は密接に関係し、利活用がとても重要になってきます。
ということで、先日、泉尾エリアの空き家調査でも大変協力いただいた面々が一緒に来てくださいました。
さて、こちらからは、小川オーナー、人魚棟あるじ神吉奈桜さん、小川文化を管理する余島不動産、そしてWeCompassの川幡が出席しました。
まずは、区長に「ヨリドコ大正メイキン」をリノベーションするに至った経緯を、さらに耐震改修、DIY賃貸の推進、入居者へのプロモーション方法など特徴的な点を説明しました。
吉田大正区長は、前職は住吉区長であり、「大阪市空き家対策等協議会」の委員を務められたこともあり、空き家の課題や方策についてお詳しく、様々な側面から質問をされ、深い意見交換をしました。
小川オーナーは、服飾ショップ経営やWebデザインで築いたネットワークを活かし、大阪だけでなく全国から移住者を集めたいと熱い想いを語りました。
そして、そして神吉奈桜さんから、やっぱり行水の話が(ナンノコッチャとお思いのあなた、過去のブログを見てください)。
・・そう、なんのためらいもなく
「区長、一緒に行水しませんか?もうそろそろ朝夕は寒くなるので、今がいいですよ!!」と力説する神吉さんの姿に、感動さえ覚えました。ブレないっ!!
その後は、現場に移動。
耐震壁の設置など耐震改修箇所の説明を。
2階に上がって、各住戸をDIYグループで仕上げることを説明しました。
このショットは、柱に残る懐かしのシールをみんなで指差してる一コマ。
なんの意味もありません。
カメラマンが神吉さんなので、こんないい表情になるのです。
見学が終わり、皆さん、自転車で帰って行きました。
一番背の高い、強面の方。。。れっきとした公務員、副区長です。
すご〜く頼りになります。
このブログには大正区役所の職員の皆さんがよく登場しますが、本当に距離がとても近いのです。
いろんな相談をたらい回しにせず、嫌な顔をせず、いつも協力しようという姿勢で私たちのプロジェクトを見守ってくれています!!
(写真:神吉奈桜、文章:川幡祐子WeCompass)
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