大正メイキンの工事ですが、内部の大量のゴミの処理も完了し、本格的に内部の作業に入っています。まずは、8月6日の耐震改修見学会の時期に向けての耐震補強工事です。
北棟はシートで覆われ、ベールに包まれた感。
さて、これからの数ヶ月でどんな姿に変貌を遂げるのでしょうか、楽しみです。
内部からは取り外された建具類が次々と運び出され、使えるものと破棄するものとに区別されていきます。長らく閉ざされていた部屋も多く、数十年振りに外の空気に触れる気分はどんなもんなんだろうか?と建具の気持ちを想像したり。
あぁ、それにしても何とも言えない味わいある飴色の建具たち。
また新たな役割を担ってくれるその日まで、しばしの休憩です。
(文:細川裕之、撮影:神吉奈桜)
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