ヨリドコ大正メイキンの工事は剥がし作業が進み、柱や梁が現れました。
柱や梁といった構造体が見えたこのタイミングで、耐震改修方法の再確認を行います。
施工担当と耐震診断及び耐震設計担当が、綿密に打ち合わせをしていました。真剣すぎて、話しかけられない雰囲気でした。
大阪市立大学の横山教授も、暑い中現場を見に来てくださいました。
(横山研究室とはこの現場でコラボしていただけることに。また、詳細が決まればここで発信していきます!)
かつての長屋での風習や大工仕事の知恵を先生自らレクチャーしていただきながらの、とても贅沢な時間でした。
棟札(むなふだ、むねふだ)もちゃんとありました。
棟札とは建築・修築の記録・記念として、棟木・梁など建物内部の高所に取り付けた札のことです。オーナーの先先代らしきお名前が書かれていました。こういうところにも建築のロマンがあるのです!
さらに夕方遅くになると、筋原港区長(前大正区長)がお忙しい中、駆けつけてくださいました。
区長、横山先生らと輪を囲み、人形棟の主人・神吉さんの長屋暮らしを肴に楽しいひと時でした。
いろんな方々に協力いただき、ヨリドコ大正メイキンのプロジェクトは進んでいきます!
(撮影:細川裕之、川幡祐子、文章:川幡祐子)
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