皆様、神吉さんの漫画で片手にパンを持ちバラの上で歩く小川でございます。ぼちぼち細川君と見分けが付く方も増えてきたのではないでしょうか。よく見なくても二人はまったくもって似ていませんよ!ね!?
さて、今回この大正メイキンですが小川が大家でございます。この物件についての想いなどは以前のブログにて見ていただけるかと思います。
そして大正メイキンのクラウドファンディングもおかげさまで、ご支援いただく方も多く、ただただ驚きと感謝の気持ちでいっぱいでございます。
この大正メイキンのございます大正区泉尾という場所をご存じの方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。
自分が小川合名会社という会社に所属して6年ぐらいなのですが、まさか大正に物件を持っているなんて考えもしませんでした。そして泉尾。全く見当も付かない場所。怖いとこでしょう?なんて思ってもいました。
でも実際は全然違うんですね。むしろ愛着さえ感じてしまう不思議な街。下町のじゃりン子チエのような世界観。でもバスで難波まで一本。
そんな大正を好きになってしまい、なかなか空いていた棟を壊すことが出来ませんでした。でも放置はできない。たくさんの方に相談して、時には落ち込み時にはテンション上がったり。
でも一番衝撃だったのは銀行に融資のお願いをするときでした。
銀行は大正のこの土地に、小川がお金をかけて物件を再生させるということに全くの理解を示しません。地価も大阪市の中でも最低クラス。相談時、高齢者が多く人口も減っている大正。未来が見えなかったんでしょう。小川さんには危ない道を渡ってほしくない。なんとも悲しい事をたくさん。。。
しかし自分がもし銀行側だったら同じ事を言っていたかもしれません。
それでもヨリドコワーキンの細川君や人魚棟の神吉さん、そしてWeCompassの皆さんの企画に自信があった小川は、銀行を説得して融資を受けることが出来ました。もし皆さんに出会えていなかったら、いまごろ大正の物件は解体されていたかもしれません。
大正メイキンが完成して実際に稼働を始めたとき、大正がもっと注目されるかもしれない。大正のイメージが変わるかもしれない。大正に住みたくなる人が増えるかもしれない。
さらにはクラウドファンディングを通じて大阪以外の方が、他県からも大正メイキン住みたい・大正に住みたいって思ってくれる方もいるかもしれない。大正メイキンと同じ想いをもった物件が、小川以外の物件でも広がるかもしれない。
それを全部実現できる可能性を大正メイキンは持っているんじゃないかと思っています。
そしてクラウドファンディングをすることによって、いろんな方に見ていただける機会を作ってくれた細川君・神吉さん・WeCompassの皆さんには感謝しています。リターンもこれでもかと充実しております。是非、まだ見たことないという方は一度クラウドファンディングのページをご覧になってみてください。
すでにご支援いただきました皆様は、大正メイキン完成までもう少しお待ち下さい。ご支援いただいた皆様と一緒に作り上げる大正メイキン、乞うご期待です!!
(空き家を持て余している大家さん、空き家を活用できる可能性はゼロではないですよ!)
(文章:小川拓史)
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